内と外との壁を壊し つながるオープンなラボ
東京大学グリーンICTプロジェクト(GUTP)公認
所長:塚田学
東京大学 大学院情報理工学系研究科准教授
Manabu Tsukada
現在、Internet of Things(IoT)によって、すべての人とモノが接続し、様々なサービスが生まれています。さらに、未来社会Society 5.0では、世界が抱えるさまざまな分野にまたがる課題を解決するためのサイバー空間と物理空間が高度に融合したシステムによる社会イノベーションが期待されています。
こうした社会イノベーションを起こす、社会基盤的なオープンなプラットフォームを構想するには、大学と社会との壁、学問分野間の壁、組織間の壁、国と国との壁など、さまざまな壁を破る必要があります。シン・オープン・ラボが、こうした壁を打ちやるため、多様な背景を持つ人々が、相互に技術を持ち寄り議論する場所、情報交換のハブになることを期待しています。また、議論の結果として、実践的な研究開発プロジェクトが、フットワークが軽く自発的に作り出されるような場所になるように、期待してます。
塚田学
現在は、東京大学 大学院 情報理工学系研究科の准教授。2021年より、名古屋大学特任准教授および、Aalto大学客員教員も兼任。
2005年慶應義塾大学環境情報学部卒業。
2007年慶應義塾大学政策・メディア研究科修士取得。
2007年よりフランス・パリ国立高等鉱業学校 (Mines ParisTech) ロボット工学センター博士課程在籍および、フランス国立情報学自動制御研究所 (Inria)にて研究員として勤務。2011年博士号取得。
2014年よりWIDEプロジェクトのボードメンバー、およびSoftware Defined Media(SDM)コンソーシアム・チェア。 自動運転のネットワーク通信、インターネット映像音声に取り組む。
関連テクノロジー